松本式双眼望遠鏡(EMS)を買取致します
松本式双眼望遠鏡は、松本氏が発明したEMS(正立ミラーシステム)という独自のアタッチメントを使ったシステムです。
EMSの開発者でる松本氏は鳥取県にあるメガネ店を営む傍ら、趣味の望遠鏡を楽しむ中でプリズムの弱点を克服できないかと考え、新たに独自のプリズム開発を始めます。
1980年代終わりには最初のEMSが完成となり、1990年代には特許を取得しています。
松本氏の計画ではこの技術をメーカーに売り込み、大量生産を期待していたもののそれが叶わず自身でEMSの存在を広めることを決意。
そして現在も改良を重ね、日本のみならず海外でもユーザーを増やしている注目の望遠鏡となっています。
EMSの特徴
隙間を覗き込むように見る望遠鏡に対して、EMSを使った双眼システムであればまるで対象の空間まで繋がったかのような臨場感あふれる観測が可能となります。
元々、双眼用に作ることを目指していたわけではないそうで、従来の正立プリズムの問題を払拭したアタッチメントを作ることを目的に開発をはじめ、完成したEMSは結果的に双眼鏡に最適なパーツとなりました。望遠鏡の接眼部にEMSを取り付けることで、通常の望遠鏡を二つ合わせて双眼鏡システムにすることが出来ます。
現在、EMSは鳥取県の店舗またはウェブサイトから購入することが出来ます。
良心的な価格で完成製品も受注生産しているようです。
ユーザーによる様々な鏡筒のシステム製作レポートも掲載されいるのでこれから自分で構成を考えている方にもありがたい情報が満載となっています。
EMS、松本式双眼望遠鏡の買取について
当店ではシステムとして完成しているものはもちろん、EMS単体でも高額買取が可能となっております。
製作途中のものや各種パーツも査定の評価対象となりますのでお気軽にご相談ください。